彼の初期作品が彼自身のclockwiseから滲み出し始めだした頃、
その周囲が煽り立てるようには刺さってこなかった音像。
円蔵は自前のレビューで好きになれない、と書いていたことを記憶している。
その後も媒体は何かの度に彼の独特なDJスタイルや、
偏執潔癖な音作りをフィーチャーし続けてきたのだけど、
たしかサブライムから出た作品を、
「あ、聴いて見たかったんだそういえば、あれ」
と想い出させてくれたのが白石さんの日記だった。
それが彼の逝去の報だったことに、
初めての共感を覚えながらこのエントリを書き付ける円蔵は、
明日行きつけのレコード屋でそれを買うのだろう。
requiescat in pace DJ KLOCK.
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腐敗集が漂ってた時期に、
中野の本屋で「このR-TYPEな表紙のハヤカワ文庫は何なんだろう」と手に取った「しあわせの理由」が出会い。
この頃不眠気味なのでナイトキャップ代わりにイーガン買い捲って読み漁っていたんだけど、面白いねー!
SF筆卸がウィリアム・ギブスンだったんだけど、
当時15-6だった円蔵には余りに難解で、
数回読み返してやっと絵的に文学的修辞を味わえたかなぁ、
という有様で、
小学生だったころに愛読していたエルリック・サーガに抱いた、
「よくわかんねえけどなんかすげえな」
感が去来したよ。久々に。
円蔵はしばしば面倒くさがってだね、
「そういう定性的な設定じゃ困るんだよね、定量的な記述に改めてくれる?」
と朝令暮改措置を何度も強制されて来ているのだけど、
いやめんどくさいから他人にも強制するし、
めんどくさいから核弾頭も長崎に落ちたんだろうと思うんだけど、
で、
「父伊藤一長はこの程度の存在でしたか。」
と放言できる厚顔無恥なあなたご自身にも相当長崎市を任せて置けない以上にね、
赤の他人でもあるあなたの旦那さんのねそれはね、
一長さんのヒュレーはもとより、エートスの程度がかなり、いや、遠く違った、
というだけの事だったんじゃないか、とどうして思えないのかっていう理由は、
遺影担いで選挙運動できるだけの精神に宿るということだと、
円蔵は定性的に思ったわけですよ。
よく噛んで寝ろよ。
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鬱病なのか慢性疲労症候群なのかよく分からないけど、
完全にぶっ壊れていた時期に古本屋で買ってきて久しぶりに読み返してみたら名著だった件。
かなり古い(※2002年刊)だけど、別にいーんじゃね?
最初の頃お世話になったgamosがなくなって、
よく遊びにいっていたcaveがなくなって、
いろいろなくなって、マニアックがなくなって、
いまいまクラブのシーンってのがどうなっているのかよく分からないけど、
この頃から斜陽だったのかな。ele-king 読み返したいな。
所謂メインストリームなHIPHOP周辺「以外」で、
テクノサイドからのアプローチで「クラシック」を楽しみたいのなら、
掲載アーティストの名前に関わる抑えてりゃ十分と思うし、
相当耳肥えると思うけどな。
いまだに聴いたことない盤なんか食指が。
他を知らないのでアレだけど、身の回りのミスドが結構前に改装してて、
おなじみの配色(記憶では茶色・オレンジ・黄色の地層に白地でロゴ)から、
都会的な雰囲気に(確か赤ロゴに深い茶色の背景)。
店内もなんかモダンな配色(ロッテリアもそういう感じにしたよね)。
で、ドーナッツを咀嚼する訳なんだけどやっぱり美味しい。
ドーナッツと言えば新宿南口で人だかりがヤバイ「クリスピー・クリーム・ドーナツ」も気になる中で、
又割高ながらその包材のお洒落さについひとつ、な「DOUGHNUT PLANT( www.doughnutplant.jp/index.html )」もお薦めながら、
でもイートインでミスド。コーヒーもカフェオレもお代わり出来るからなあ。
いつの頃からかマストアイテムがフレンチクルーラーからオールドファッションに変わっていて、
年取ったからかなぁ~と感慨に浸りつつ、
オールドファッション抹茶( www.misterdonut.jp/menu/donuts/donuts069.html )がとてもイチオシな件。